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「義務化された」と聞いて不安な発電所オーナー様へ

太陽光発電の点検・メンテナンス義務化
何をすれば足りるのか

10kW以上50kW未満の設備は、2023年3月から届出・使用前自己確認・技術基準の維持が義務になりました。
求められていることを3段階に整理し、点検から不具合の修理まで一貫して対応します。

対象
10kW以上50kW未満
小規模事業用電気工作物
求められること
届出+点検+記録
技術基準に適合した状態の維持
基本点検の目安
1〜2万円
目視+動作確認・報告書付き

設備の出力(kW)・所在地・設置年が分かれば、該当する義務と足りていないものを整理してお返しします

「義務化」の中身は3つの法改正の積み重ねです

一度に変わったのではなく、2017年・2023年・2024年に段階的に求められることが増えました。

2017年4月

改正FIT法

保守点検・維持管理が「認定基準」になった

FIT認定が事業計画認定制度に変わり、事業計画策定ガイドラインで保守点検・維持管理(O&M)を適切に行うことが求められるようになりました。守られていない場合は指導・改善命令、最終的には認定取消の対象になりえます。

2023年3月20日

改正電気事業法

10kW以上50kW未満が「小規模事業用電気工作物」に

それまで一般用電気工作物として規制の外にあった10kW以上50kW未満の太陽電池発電設備が、新しい区分の対象になりました。求められるのは次の4つです。

  • 基礎情報の届出(既設の設備も対象)
  • 使用前自己確認(新設・増設・パワコン交換などの変更時)
  • 技術基準適合維持義務(=点検と必要な修繕で適合状態を保つ)
  • 事故報告(感電死傷・火災など一定の事故)
2024年4月1日

改正再エネ特措法

違反時に「交付金を留保」する仕組みができた

事業計画や関係法令に違反した場合、FIT/FIPの交付金相当額を留保する(積立命令)制度が新設されました。保守点検を外部に委託している場合、委託先・再委託先への監督義務も明記されています。「業者に任せているから大丈夫」では済まず、記録が手元に残っているかが問われます。

10kW未満の住宅用について

10kW未満の住宅用は原則として一般用電気工作物のままで、小規模事業用電気工作物の届出義務の対象ではありません。ただしFIT認定を受けている場合、ガイドラインに沿った保守点検・維持管理は求められています。具体的な運用は所管の産業保安監督部・資源エネルギー庁の案内をご確認ください。

では、何をすれば足りるのか

3段階に分けると、やることは多くありません。

1

自分の設備の区分を確かめる

出力が10kW以上50kW未満なら小規模事業用電気工作物です。複数の発電所をお持ちなら1か所ずつ。FIT認定の有無、設置年、パワコンの台数も一緒に控えておくと次が早くなります。

2

届出が済んでいるか確かめる

基礎情報の届出が未了なら所管の産業保安監督部へ。設置業者や管理会社に任せたつもりで出ていないケースがあります。パワコン交換など変更のときは使用前自己確認が要ります(当社で工事する場合は手続きを含めて対応します)。

3

年1回の点検と、記録を残す

太陽光発電協会(JPEA)の保守点検ガイドラインに沿った年1回程度の定期点検と日常の目視確認が目安です。写真付きの報告書を手元に残すことが「技術基準に適合した状態を維持している」ことの証拠になります。

点検は「義務を果たす」だけではない

点検で最も多く見つかる不具合は、パワコンです

エラー履歴が残っている、1台だけ発電量が低い、冷却ファンが回りっぱなし——点検で見つかる不具合の多くはパワーコンディショナに集まります。パワコンは10〜15年で寿命を迎える消耗部品で、壊れた日から売電はゼロになります。

点検は、交換時期を先に見立てる機会でもあります。

エラー履歴の確認

本体に残った履歴から、再発している異常を拾います。

台ごとの発電量の比較

複数台構成で、1台だけ落ちている台を見つけます。

交換時期の見立て

型番と設置年から、いつ頃・何を目安に判断するかを整理します。

点検・保守の費用目安

2026年最新|低圧(10kW以上50kW未満)1か所あたり

内容費用目安備考
基本点検(目視+動作確認)1〜2万円写真付き報告書を含む
詳細点検(電気測定を含む)2〜5万円絶縁抵抗・I-V特性測定など
パネル赤外線検査3〜8万円ホットスポット検出
年間保守契約3〜8万円/年定期点検+異常時の優先対応
届出・手続きの整理相談無料該当する義務と未了のものを整理
※ 設備の規模・台数・立地・点検項目により変動します。複数の発電所をまとめてご依頼いただく場合は、まとめてお見積りします。

ご相談から完了まで4ステップ

1

無料相談

設備の出力・所在地・設置年・FIT認定の有無をお伝えください。該当する義務を整理します。

2

点検の実施

目視・電気測定・パワコンの動作とエラー履歴の確認。複数の発電所はまとめて回ります。

3

報告書と見立て

写真付き報告書をお渡しし、不具合があれば修理・交換の優先順位と費用の目安を添えます。

4

修繕・届出

必要な修理・交換を実施。パワコン交換を伴う場合は使用前自己確認の手続きも含めて対応します。

よくあるご質問

Q. 太陽光発電の点検は義務化されたのですか?

A. 段階的に義務になっています。2017年の改正FIT法で保守点検・維持管理の実施が事業計画の認定基準になり、2023年3月20日施行の改正電気事業法で10kW以上50kW未満の太陽電池発電設備は小規模事業用電気工作物として基礎情報の届出・使用前自己確認・技術基準適合維持が義務になりました。2024年4月施行の改正再エネ特措法では、違反時にFIT/FIPの交付金を留保する仕組みが設けられています。

Q. 10kW以上50kW未満(低圧)の設備は何をしなければなりませんか?

A. 2023年3月20日以降、小規模事業用電気工作物として、(1) 基礎情報の届出、(2) 新設・変更時の使用前自己確認、(3) 技術基準に適合した状態を維持する義務(点検と必要な修繕)、(4) 一定の事故が起きた場合の報告、が求められます。届出先は所管の産業保安監督部です。

Q. 住宅用(10kW未満)も対象ですか?

A. 10kW未満の住宅用は原則として一般用電気工作物のままで、小規模事業用電気工作物の届出義務の対象ではありません。ただしFIT認定を受けている場合、事業計画策定ガイドラインに沿った保守点検・維持管理は求められています。

Q. 点検をしないと罰則がありますか?

A. 届出を怠った場合や技術基準に適合しない状態を放置した場合は改善命令などの対象になりえ、FIT/FIP認定事業では指導・改善命令・交付金の留保・認定取消といった措置につながる可能性があります。具体的な運用は所管の産業保安監督部や資源エネルギー庁の案内をご確認ください。当社は脅すためではなく、何をすれば足りるかを整理するためにこの情報を載せています。

Q. 点検はどのくらいの頻度で、何を見ればよいですか?

A. 太陽光発電協会(JPEA)の保守点検ガイドラインに沿った年1回程度の定期点検と、日常の目視確認が目安です。目視(パネル・架台・配線・フェンス・雑草)、電気測定(絶縁抵抗・開放電圧など)、パワコンの動作とエラー履歴の確認を行い、写真付きで記録を残します。

Q. 点検で見つかる不具合で多いものは何ですか?

A. パワーコンディショナの異常(エラー履歴・停止・発電量低下・ファン不良)が最も多く、次いで配線の劣化や接続部の緩み、パネルの破損です。パワコンは10〜15年で寿命を迎える消耗部品のため、点検は交換時期を見立てる機会でもあります。

Q. 基礎情報の届出がまだです。どうすればよいですか?

A. 所管の産業保安監督部へ届出を行います。設備の所在地・出力・設置者などの情報が必要です。ご相談いただければ、必要な情報の整理と点検の実施を併せてご案内します。

Q. 複数の発電所を持っています。管理会社任せで記録が手元にありません。

A. 実際によくあるご相談です。2024年4月以降は委託先への監督義務が明記され、記録が手元に残っているかが問われます。発電所ごとの出力・所在地・設置年・パワコンの台数を一覧にし、届出の状況と点検記録の有無を整理するところから始めます。まとめて回れる範囲なら、点検もまとめてお見積りします。

「義務化」は、やることを3つに整理すれば怖くありません。

設備の出力・所在地・設置年だけで、該当する義務と足りていないものをお返しします。

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